令和6年2月1日（木）、2日（金）の2日間において開催させていただきました「第32回全国救急隊員シンポジウム」は、令和6年1月1日に発生した能登半島地震による被害及び消防機関等の対応状況を鑑み、開会式の規模縮小や出演者の変更等、被災された消防本部及び被災地支援に従事されている消防・医療関係者などへ配慮した内容に変更した上での実施となりました。

　当日は、延べ8,150人の現地参加、累計6,827件のWEB視聴と、非常に多くの方々にご参加をいただきました。

　本シンポジウムを無事に開催できましたのは、運営委員・幹事をはじめ、各関係機関の皆様、全国からご出演・ご参加いただいた皆様、シンポジウム開催に関わりいただいた全ての皆様方の多大なるお力添えの賜物であり、心より感謝を申し上げます。

　今回のシンポジウムでは「SPREAD（スプレッド）～名古屋から広げよう、垣根のない世界を～」をメインテーマとして掲げました。
　全国救急隊員シンポジウム３２年の歴史の中で最多となる計６０プログラムそれぞれの中で、今、まさに救急現場で生じている様々な課題等について活発な議論がなされ、全国に向けてSPREAD（情報発信）いただけたことは主催事務局として大変嬉しく感じています。

　全国救急隊員シンポジウムは、皆様が抱える課題について全国の同志と意見交換ができる貴重な機会として、今後も絶やすことなく開催を続けていく所存です。

　次回、「第33回全国救急隊員シンポジウム」は、令和6年11月21日（木）、22日（金）の2日間、秋田県秋田市にて開催いたします。第33回大会が盛大に開催されることを御祈念申し上げ、主催事務局からの御礼の言葉とさせていただきます。

第32回全国救急隊員シンポジウム　主催事務局